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血便

お子さんの便に血が混じっていると、ご心配になりますよね。血便といっても、その原因や状態はさまざまです。少量で一時的なものから、繰り返したり、他の症状を伴ったりするものまであります。当院では、お子さんの血便の原因を特定し、それぞれの状況に合わせた適切な治療を行うことを大切にしています。気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

血便の原因

お子さんの血便の原因は、年齢や症状によって異なります。主な原因としては、以下のものが挙げられます。

乳幼児期の血便

  • 肛門裂傷・・便秘などで硬い便が出た際に、肛門の皮膚が切れて出血することがあります。
  • 乳児アレルギー・・牛乳や大豆などのアレルギーによって、腸に炎症が起こり、血便が出ることがあります。
  • 感染性腸炎・・細菌やウイルスによる感染で、下痢や嘔吐とともに血便が見られることがあります。
  • 腸重積・・腸の一部が別の腸の中に滑り込んでしまうことで、激しい腹痛とともに血便が出ることがあります。緊急性の高い病気です。

幼児期以降の血便

  • 便秘・・硬い便が腸を傷つけ、出血することがあります。
  • 感染性腸炎・・細菌やウイルスによる感染で、下痢や嘔吐とともに血便が見られることがあります。
  • 炎症性腸疾患・・潰瘍性大腸炎やクローン病など、腸に慢性的な炎症が起こる病気で、血便、腹痛、下痢などの症状が見られます。
  • 大腸ポリープ・・大腸にできたポリープから出血することがあります。

血便によって引き起こされる病気

血便は、以下のような病気の症状として現れることがあります。

  • 感染性腸炎・・ロタウイルス、ノロウイルス、細菌(サルモネラ、カンピロバクターなど)
  • 炎症性腸疾患・・潰瘍性大腸炎、クローン病
  • アレルギー性腸炎・・牛乳アレルギー、食物アレルギー
  • 腸重積
  • メッケル憩室
  • 肛門周囲膿瘍

これらの病気は、それぞれ症状や治療法が異なります。血便の原因を特定し、適切な治療を行うことが大切です。

血便の処置や治療法

血便の処置や治療法は、原因によって異なります。

乳幼児期の血便

  • 肛門裂傷・・便秘の改善が重要です。水分を十分に与え、食物繊維を多く含む食事を心がけましょう。必要に応じて、便を柔らかくする薬を処方します。
  • 乳児アレルギー・・原因となる食物の除去が必要です。ミルクアレルギーの場合は、アレルギー対応ミルクに変更します。
  • 感染性腸炎・・脱水症状を防ぐために、水分補給を行います。必要に応じて、整腸剤や吐き気止めを処方します。
  • 腸重積・・緊急処置が必要です。高圧浣腸で整復を試みたり、手術が必要となる場合もあります。

幼児期以降の血便

  • 便秘・・便秘の改善が重要です。水分を十分に与え、食物繊維を多く含む食事を心がけましょう。必要に応じて、便を柔らかくする薬を処方します。
  • 感染性腸炎・・脱水症状を防ぐために、水分補給を行います。必要に応じて、整腸剤や吐き気止めを処方します。
  • 炎症性腸疾患・・薬物療法が中心となります。炎症を抑える薬や免疫を調整する薬などを使用します。
  • 大腸ポリープ・・内視鏡で切除します。

血便が見られた場合は、自己判断せずに、必ず医療機関を受診してください。

血便についてのよくある質問

Q1. 血便が出たら、すぐに病院に行くべきですか?

A1. はい、血便が出た場合は、原因を特定するために医療機関を受診してください。特に、大量の出血や腹痛、嘔吐などの症状を伴う場合は、早めに受診してください。

Q2. 血便の色で、原因がわかりますか?

A2. 血便の色は、出血部位によって異なることがあります。鮮やかな赤色の血便は、肛門に近い部位からの出血の可能性が高いです。黒色便は、胃や十二指腸など、肛門から遠い部位からの出血の可能性があります。

Q3. 血便を予防する方法はありますか?

A3. 血便の原因によっては、予防できるものもあります。例えば、便秘が原因の場合は、水分を十分に摂り、食物繊維を多く含む食事を心がけることで、便秘を予防できます。

院長より

お子さんの血便は、ご両親にとって大変不安なことと思います。しかし、血便の原因は様々であり、適切な診断と治療を行うことで、多くの場合、改善が期待できます。当院ではお子さんの症状を丁寧に診察し、適切な検査と治療をご提案いたします。些細なことでも構いませんので、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。セパレート診療体制で感染対策も徹底しておりますので、安心してご来院ください。

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