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おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)とは

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、ムンプスウイルスによって引き起こされる感染症です。主な症状は、耳下腺の腫れと痛みですが、発熱や倦怠感を伴うこともあります。感染力が強く、保育園や幼稚園、学校などで集団発生しやすいのが特徴です。一度かかると終生免疫が得られるため、基本的には二度とかかることはありません。しかし、稀に再感染するケースも見られます。

当院では、お子さんの体調変化にいち早く気づき、適切な診断と治療を行うことを心がけています。セパレート診療体制で感染防止にも努めており、予防接種も随時受け付けております。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。お子様の健康を第一に考え、丁寧な診療を心がけています。

おたふくかぜの症状について

おたふくかぜの主な症状は、以下の通りです。

  • 耳下腺の腫れと痛み・・耳の前から顎にかけて、唾液を作る耳下腺が腫れて痛みます。片側だけ腫れることもありますが、両側が腫れることが多いです。腫れは数日かけてピークに達し、1週間から10日ほどで徐々に引いていきます。
  • 発熱・・37~38℃程度の微熱が出ることがあります。発熱は腫れの出現と前後して起こることが多いです。
  • 倦怠感・・体がだるく、食欲不振になることがあります。
  • その他の症状・・まれに、頭痛、腹痛、嘔吐などの症状が現れることがあります。

合併症としては、髄膜炎、脳炎、難聴、精巣炎、卵巣炎などが挙げられます。特に、思春期以降の男性が精巣炎を発症すると、不妊の原因となることがあります。気になる症状があれば、早めに受診してください。

おたふくかぜの原因について

おたふくかぜは、ムンプスウイルスというウイルスによって引き起こされます。感染経路は、主に以下の2つです。

  • 飛沫感染・・感染者の咳やくしゃみなどに含まれるウイルスを吸い込むことで感染します。
  • 接触感染・・感染者が触れたものに触れ、その手で口や鼻を触ることで感染します。

おたふくかぜは、感染力が非常に強いウイルスです。感染者が症状を自覚する数日前から、症状が治まるまでの間、感染力があります。そのため、感染を広げないためには、早期の診断と隔離が重要です。

おたふくかぜの病気の種類について

おたふくかぜには、特別な病気の種類はありません。しかし、合併症として、以下のようなものが挙げられます。

  • 髄膜炎・・ウイルスが脳や脊髄を覆う髄膜に感染し、炎症を起こします。症状は、発熱、頭痛、嘔吐、首の硬直などです。
  • 脳炎・・ウイルスが脳に感染し、炎症を起こします。症状は、意識障害、けいれん、麻痺などです。
  • 難聴・・ウイルスが内耳に感染し、聴力低下を引き起こします。まれに、永続的な難聴となることがあります。
  • 精巣炎・・思春期以降の男性が発症することがあります。精巣が腫れて痛みます。不妊の原因となることがあります。
  • 卵巣炎・・まれに、思春期以降の女性が発症することがあります。卵巣が腫れて痛みます。

これらの合併症は、まれに重症化することがあります。気になる症状があれば、すぐに受診してください。

おたふくかぜの治療法について

おたふくかぜには、特効薬はありません。治療は、症状を緩和するための対症療法が中心となります。

  • 安静・・体を休め、体力の回復を促します。
  • 解熱鎮痛剤・・発熱や痛みがある場合は、解熱鎮痛剤を使用します。
  • 水分補給・・脱水症状を防ぐために、こまめに水分補給を行います。
  • 食事・・食欲がない場合は、消化の良いものを少量ずつ与えます。

合併症が疑われる場合は、入院して治療を行うことがあります。髄膜炎や脳炎の場合は、点滴や抗炎症薬を使用します。難聴の場合は、ステロイドを使用することがあります。精巣炎の場合は、安静にし、痛み止めを使用します。

おたふくかぜについてのよくある質問

Q1. おたふくかぜは、一度かかったら二度とかからないのですか?

A1. はい、おたふくかぜは、一度かかると終生免疫が得られるため、基本的には二度とかかることはありません。しかし、稀に再感染するケースも見られます。

Q2. おたふくかぜの予防接種はありますか?

A2. はい、おたふくかぜの予防接種があります。MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン)を接種することで、麻疹、風疹と同時におたふくかぜを予防することができます。当院では、予防接種を随時受け付けております。お気軽にご相談ください。

Q3. おたふくかぜにかかった場合、学校や保育園はいつから登校(登園)できますか?

A3. 耳下腺の腫れが消失するまで、出席停止となります。腫れが引いてから2日後から登校(登園)が可能です。医師の許可を得てから登校(登園)するようにしてください。

当院のおたふくかぜ診療について

当院では、お子様のおたふくかぜの診療において、以下の点を重視しています。

  • 丁寧な問診と診察・・症状や経過を詳しくお伺いし、丁寧に診察を行います。
  • 適切な診断・・迅速な診断を行い、保護者の方に分かりやすく説明します。
  • 対症療法・・症状を緩和するための適切な対症療法を行います。
  • 合併症の早期発見・・合併症の兆候に注意し、早期発見に努めます。
  • 感染予防・・セパレート診療体制で、感染拡大を防ぎます。発熱のお子さまは隔離室をご案内いたします。

当院には小児科専門医が在籍しており、お子様の感染症診療に豊富な経験があります。お子様の体調で気になることがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。

院長より

お子様がおたふくかぜにかかると、保護者の方は大変心配されることと思います。当院では、お子様のつらい症状を少しでも和らげ、合併症を防ぐために、丁寧な診療を心がけています。また、感染拡大を防ぐために、セパレート診療体制を整えておりますので、安心してご来院ください。

予防接種も随時受け付けております。おたふくかぜは、予防接種で効果的に予防できる病気です。お子様の健康を守るために、予防接種をご検討ください。私たち青木こどもクリニックは、お子様の健やかな成長をサポートするために、地域に根ざした医療を提供してまいります。どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

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