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いちご状血管腫・乳児血管腫

いちご状血管腫、または乳児血管腫は、生まれたばかりの赤ちゃんによく見られる皮膚の良性腫瘍です。その名の通り、いちごのような赤色で、少し盛り上がった見た目をしています。多くの場合は自然に消えるため、過度に心配する必要はありませんが、場所や大きさによっては治療が必要になることもあります。青木こどもクリニックでは、お子さんの血管腫の状態を丁寧に診察し、ご家族の方に寄り添った最適な治療法をご提案いたします。

いちご状血管腫・乳児血管腫の症状について

いちご状血管腫は、生後数週間以内に現れることが一般的です。最初は小さな赤い点として現れ、徐々に大きくなり、盛り上がってきます。色は鮮やかな赤色から、濃い赤紫色まで様々です。大きさも数ミリ程度のものから、数センチに及ぶものまであります。

血管腫ができる場所は全身どこでもあり得ますが、顔、頭、首など、露出している部分にできやすい傾向があります。

血管腫自体は通常、痛みやかゆみを伴うことはありません。しかし、場所によっては、以下のような症状を引き起こす可能性があります。

  • 目の周り・・視力の発達を妨げる可能性があります。
  • 鼻や口の周り・・呼吸や食事を妨げる可能性があります。
  • 関節の近く・・運動機能の発達を妨げる可能性があります。

血管腫は、生後6ヶ月から1歳頃にかけて最も大きくなり、その後は徐々に自然に小さくなっていくことが多いです。多くの場合、10歳までにほぼ完全に消えますが、跡が残ることもあります。

いちご状血管腫・乳児血管腫の原因について

いちご状血管腫の原因は、まだ完全には解明されていません。しかし、血管を作る細胞である血管内皮細胞が異常に増殖することが原因と考えられています。

血管腫ができやすい赤ちゃんには、以下のような特徴が見られることがあります。

  • 早産児
  • 低出生体重児
  • 女の子
  • 白人の赤ちゃん

遺伝的な要因も関与している可能性が指摘されていますが、血管腫が親から子へ直接遺伝することはありません。

いちご状血管腫・乳児血管腫の病気の種類について

いちご状血管腫には、いくつかの種類があります。

表在性血管腫

皮膚の表面にできる血管腫で、鮮やかな赤色をしています。いちごのような見た目をしているため、最も一般的なタイプです。

深在性血管腫

皮膚の深い部分にできる血管腫で、皮膚の表面からは青っぽく見えます。触ると柔らかく、弾力があります。

混合性血管腫

表在性と深在性の両方の特徴を持つ血管腫です。

また、血管腫の大きさや数によっても分類されます。

  • 単発性血管腫・・1つだけできる血管腫
  • 多発性血管腫・・複数できる血管腫

いちご状血管腫・乳児血管腫の治療法について

多くのいちご状血管腫は、自然に消えるため、経過観察のみで十分なことが多いです。しかし、以下のような場合には、治療が必要となることがあります。

  • 視力、呼吸、食事などの機能を妨げる場合
  • 潰瘍(かいよう)ができ、出血や感染を起こしやすい場合
  • 美容上の問題があり、お子さんの心理的な負担が大きい場合

いちご状血管腫の治療法には、以下のようなものがあります。

薬物療法

血管腫の成長を抑える薬を内服したり、血管腫に直接注射したりします。

  • プロプラノロール・・内服薬で、血管を収縮させ、血管腫の成長を抑えます。
  • ステロイド・・血管腫に直接注射することで、炎症を抑え、血管腫を小さくします。

レーザー治療

血管腫にレーザーを照射し、血管を破壊することで、血管腫を小さくします。

当院では、血管腫の種類や状態、お子さんの年齢などを考慮し、最適な治療法をご提案いたします。

横浜市金沢区の青木こどもクリニックでは、最新の医療知識に基づき、お子さんの血管腫の状態を丁寧に評価し、ご家族と相談しながら治療方針を決定します。ご不明な点やご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

院長より

いちご状血管腫は、お子さんの顔や体にできると、ご家族の皆様は大変心配されることと思います。しかし、ほとんどの血管腫は自然に消えるものですし、治療が必要な場合でも、適切な治療を行えば改善が期待できます。

当院では、血管腫の治療だけでなく、ご家族の皆様の不安な気持ちに寄り添い、丁寧な説明を心がけています。血管腫について気になることがございましたら、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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